スペシャルタイム

スペシャルタイムは、SP特技の発動から一定秒数間続くボーナスタイムです。スペシャルタイム中は、アピールによる獲得ボルテージが1.1倍になります。

スペシャルタイム中は、アピールによる獲得ボルテージだけでなく、特技効果も1.1倍になります。類似効果にアピールチャンスがありますが、あちらは獲得ボルテージのみ1.1倍となるため、特技効果量の観点では、スペシャルタイムの方が強力です。一方で、スペシャルタイムはアピールチャンスと異なり、SP特技の獲得ボルテージを1.1倍することはできません。

スペシャルタイムによる獲得ボルテージ補正の計算

スペシャルタイムの効果により補正された獲得ボルテージは、次のルールで計算されます。

  1. 基本アピール増加/減少(AC)による補正を適用した獲得ボルテージに、スペシャルタイムによる補正量を乗算する。

  2. 1.の計算結果の小数点以下を切り捨てて整数にする。

計算を数式で表すと、次のとおりとなります。

vst={1.1vacba(スペシャルタイム時)vacba(非スペシャルタイム時)v_{\text{st}} = \begin{cases} \lfloor 1.1v_{\text{acba}}\rfloor &(スペシャルタイム時)\\ v_{\text{acba}} &(非スペシャルタイム時) \end{cases}

ここで、数式内の変数の意味は次のとおりです。

vst=スペシャルタイムによる補正を適用した獲得ボルテージvacba=基本アピール増加/減少(AC)による補正を適用した獲得ボルテージ\begin{align} v_{\text{st}} &= \text{スペシャルタイムによる補正を適用した獲得ボルテージ}\\ v_{\text{acba}} &= \text{基本アピール増加/減少(AC)による補正を適用した獲得ボルテージ}\\ \end{align}

計算の例

前項の例を引き続き使用して、スペシャルタイム時の獲得ボルテージを計算します。

この編成の梨子が、「ユメノトビラ」上級で基本アピール増加/減少(AC)の効果を受けたときの獲得ボルテージは5294でした。よって、このときスペシャルタイム中であれば、獲得ボルテージが1.1倍され、次のとおり5823となります。

vst=1.1vacba=1.1×5294=5823\begin{align} v_{\text{st}} &= \lfloor 1.1v_{\text{acba}}\rfloor\\ &=\lfloor 1.1 \times 5294 \rfloor\\ &= 5823 \end{align}

この計算結果とゲーム内の獲得ボルテージが等しくなることは「残スタミナ」の項で確認します。

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